頭痛ではない？頭痛　大後頭神経痛

皆さんこんにちは！(こんばんは！）

整体森の風　院長の岩月です。

本州は梅雨まっただ中ですが

もう沖縄では梅雨明けしたそうですね

院のある長野県松本市は、降りそうで降らない、

なんともぐずついた天気が続いています

低気圧や高気圧の入り乱れるこんな時期は、頭痛や腰痛など

様々な痛みが発生しやすくなっております
いわゆる気象痛というのにも該当するでしょうか？

前置きが長くなりましたが・・・・

今回は

｢頭痛ではない頭痛？｣【大後頭神経痛】

について、、、です

最近では、第３の頭痛とも言われるそうですが

どちらかと言えば神経痛の部類

まず・・・頭痛というとズキンズキンしたり締め付けられるような痛み

皆さんがご存じの【片頭痛】、【緊張性頭痛】などがありますね

その他、緊急性を要する、命に関わるような

【くも膜下出血】による頭痛や【脳内出血】・【脳梗塞】

等があります
他には【てんかん】なども頭痛があるとされています

日本人は、まじめで勤労・勤勉のせいか

ストレスも多く、3人に1人は慢性的な頭痛に

悩まされているといいます。
臨床を続けてきて、｢頭が痛いんです｣

と言うかたの中に、明らかに頭痛ではない症状の方が

いらっしゃいます
話を聞き触診をすれば、すぐわかるのですが

【大(小)後頭神経痛】・・・

聞き慣れない言葉ですよね

しかも凄く大それた、名前に感じますよね～
簡単に言うと

首の神経(頸椎の２番目)から後頭部から上にむかって

｢頭皮｣を走る神経のことです

耳の後ろが痛むのは、小後頭神経(大後頭神経の枝です)

以下解剖学での説明

【大後頭神経】

・支配：頭半棘筋、後頭部と頭頂部の皮膚
・走行：第２頚神経の後枝から起こり、後頭三角を通り

頭半棘筋に分布

僧帽筋を上部で貫通し現れる

後頭部を後頭動脈とともに上行して後頭部の皮膚に分布する

・分支：第２頚神経後枝→大後頭神経(Ｃ２)

となっております

大後頭神経痛と緊張型頭痛・片頭痛の違い

【大後頭神経痛】 後頭部から上に向かい、｢電気が走るような痛み｣
吐き気は、伴わない
【緊張型頭痛】 後頭部、 締め付けるように重苦しい痛み
【片頭痛】 頭の片側または両側で 脈にあわせてズキンズキンと痛む

このような症状があれば大後頭神経痛かも？

大後頭神経痛は、後頭部に電気が走るような痛みの起こる頭痛です
次のような症状を参考にしてみてください
•首から頭頂部にかけて、後頭部が痛む

•耳の後ろが痛む

• 目の奥まで痛みの走ることがある

• 後頭部の片側または両側が痛む

• キリキリ、ピリピリした痛み

• １回の痛みは一瞬または数秒

• 一度痛みが始まると、数日～数週間続きやすい

• 首を動かした時に痛む

• 頭皮に触れた瞬間に痛むこともある
※特に１番特徴的なのは、頭皮に触れるとビリっと痛む事です

なぜ大後頭神経痛が起こるのか？

大後頭神経痛の痛みは、後頭部にある「大後頭神経」

が刺激されることで起こっています。

大後頭神経とは、頚椎の上部にある神経から後頭部

にかけて走っている神経です。

姿勢の悪さやストレスなどで起こる痛み

•長時間、首の筋肉に緊張感のある力仕事

•姿勢の悪さ、ストレートネック（前かがみの姿勢でパソコンやスマホの画面を見続ける、など）

•寝違え

•枕の高さが合わない

•肩こりや背中の張りがひどい、または自覚がない

•ストレスが多い

•気圧の変化（雨の降る前の日など）が不調
特に、前かがみの姿勢を長時間続けると首に大きな負担がかかり、

大後頭神経が圧迫されやすくなってしまいます。

美容師、エステシャン、看護師などに起こりやすいともいわれています。

また、ストレスや気圧の変化で大後頭神経痛が

出やすい人も多いのですが、

これは自律神経のバランスが乱れて

神経が過敏になるのが原因です。

【大後頭神経痛】は、頭痛との違いを把握していれば

改善は、すごく簡単な症状のひとつ

当院を受診してみてくださいね

普段から体調を整えて不調を取り除きましょう
大後頭神経痛は、緊張型頭痛や片頭痛と同様に

ストレスや不規則な生活で自律神経のバランスが乱れると

発症しやすいです。

普段から規則正しい生活を心がけて体調を整えるようにしましょう